どんなキャリアを積んできましたか?


R.Aさん:与信企画室のR.Aです。入社2年目で、AIエンジンのPoC(Proof of Concept:概念実証)をやっています。
M.Hさん:具体的には、どのような業務をされているんですか?
R.Aさん:入社してから1年ほどは、AIエンジンを使ってクレジットカードの与信モデルを構築したり、そのモデルを使ってお客さまに適切な融資枠の配分を示したりとか。あとは限度額管理を担当していました。2年目からは、au PAY スマートローンの案件にも参加しています。
S.Oさん:R.Aさんはまだ2年目なのに、視野が本当に広いんです。物事に対してつねに疑問をもって取り組まれているように見えますが、日々どういうことを意識しているんですか?
R.Aさん:自分で決めつけずに、先入観をもたないこと。いろいろな視点で地道にコツコツやっていくしかないと思っています。
ターニングポイントになった仕事があれば教えてください。
R.Aさん:1年目の1月あたりから、仕事の裁量が増えてきました。与信以外のところにも入らせてもらう機会があって、そこで一気に視野が広がったというか。うちの会社って、こういう感じになっているんだって、全体像が見えてきました。そのぶん自分はどう動いたらいいんだろう?っていう悩みも生まれましたけど。
R.Kさん:R.Aさんにも尊敬する先輩はいたんですか?
R.Aさん:自分の発想になかったことを指摘してくれる先輩が多いので、いつもすごいなって思いますね。
M.Hさん:データにふれる仕事をするなかで、意識しているところ、大事にしているところはありますか?


R.Aさん:当たり前かもしれないですけど、手順を飛ばさないことかな。これはわかっているからいいやって思わないで、ひとつひとつ自分の目で確認していくと、後で大きなヌケやモレがなくなるので。


今後どのようなキャリア形成を考えていますか?


R.Aさん:幅広い知識と多角的な視点をもって、ひとつひとつの案件を達成していきたいと思っています。与信以外の業務に携わることになった場合でも。たとえばマーケティングだとしても、データにふれるという点では根本的には同じだと思うので、データ分析の追求を軸に、データ戦略分野の専門家みたいになれたらうれしいかな。
H.Tさん:僕から見ると、すでに専門性がものすごく高いという印象なんですけど、習得するためにどんなことをしてきましたか?
R.Aさん:むしろ、私が教えてほしいんですけど。与信モデルって、とにかく複雑だから、頭のいい人にしかできないという印象があったんです。でも、苦手意識をもたないで、ひとつひとつやっていくと、意外とわかっていく気がします。
H.Tさん:苦手なことを避けがちな僕には、ものすごく刺さりました。
これから挑戦したいことは何ですか?
R.Aさん:ローンでもクレジットカードでも、もっと高度な仕組みというか、もっと踏み込んだ計算の分野を学んで、駆使していけたらと思っています。
H.Tさん:うちの企業理念は「信用を通じ、人々の生活に資する」ですが、R.Aさんは仕事を通じてこんな社会にしたいとか、こんな未来になったらいいなとかありますか?
R.Aさん:膨大な量のデータがある世の中なので、もっと信用情報を適切に使っていくべきだと思っています。携帯電話の情報をクレジットカードの新しい機能やサービスに活用するなど、人がハッピーになれるような使い方。生活者、企業、社会のみんながWin-Winになれるような未来になるといいなと思っています。
M.Hさん:入社が1年違うだけで、こんなに違うとは。私がいちばん感じたのは、R.Aさんの仕事に対する姿勢がすごく丁寧だなということ。いまの私にはないところなので見習いたいと思います。
R.Kさん:本当に1年上とは思えないほど、自信と落ち着きがあって。僕もあと1年でR.Aさんみたいになれるのかな。
R.Aさん:ぜんぜん至らない点も多いんですけど、いろいろなことを経験したので、変に肝がすわってしまったかもしれませんね。
H.Tさん:僕もみんなと同じ感想です。でも逆の見方をすると、自分たちの1年後も同じようになれる可能性もあるはずなので、目標にしていきたいと思いました。
S.Oさん:私は、R.Aさんと同じ部署なので、いつもご一緒させてもらっていますけど、同じデータを見ていても、私の100倍くらいのことを考えていて、本当に尊敬しています。
R.Aさん:こちらこそありがとうございます。


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